Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

その後の経緯→またもや再発、入院へ

その後の経緯

2021年4月に入院して、比較的新しい薬「ベスポンサ」を使いました。 CD22というマーカーがある腫瘍細胞だけをターゲットにすることのできる薬で、とても切れ味が良いと言われています。これをわずか2サイクル実施した結果、退院時の骨髄検査では血液学的寛解分子生物学的には僅かに腫瘍細胞が残っていました。 残りの腫瘍細胞は、ポナチニブというチロシンキナーゼ阻害剤を使って抑え込むというのを今後の治療方針として退院しました。

その後、7月にもう一度行った骨髄検査の結果はとても良くて、分子生物学的にも検出限界以下となり、とても喜んでいました。

 

ところが、その4ヶ月後の11月に定期的なチェックのために骨髄検査をしたところ、なんと13%も腫瘍細胞が検出されてしまいました。つまり「再々々発です」。ということで晴れて、再々々入院が決定しました。

しかし年末で忙しく仕事の予定が詰まってしまっていたので、12月の後半になってようやく入院の手筈が整えて入院しました。

 

ということで、今後の治療方針やその経緯はこの後のブログで書いていこうと思います。自分ごととはいえ、治らんなぁ。死にもしないけど。という感想しかありません。大変やねぇ。(京都人じゃないけど京都弁で)