Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

臍帯血移植のその後

今日はDay 34かな。移植日をDay 0として数えて、34日経ちました。

いろんなことがあった。しかし調子が悪すぎて、記事を書くどころか、記録を取ることすらできなかった。

 

TBI以降、胃腸は全く動いておらず、食事はつい一昨日まで一切口にできなかった。栄養分は全て点滴にて補充という状態が1月も続いた。腹に何も入っていないのに下痢は出る。お腹が張っていて、なんとか腹圧を下げたいのだが、ゲップもオナラも出ない。これはいまだに続いている。

 

文句はまだまだたくさんあるけれど、臍帯血移植事態は上手くいって、2週間ほどで生着。クリーンルームを脱出することができた。

終末スクリプトが誤起動

この1ヶ月本当に調子が悪かった。病院にいる間、1週間に1度自分が生きていることを入力しないと、自動的に遺書が家族に送られる仕組みを(5年前の最初の入院時に)作っていた。これがこの1ヶ月のあまりの調子の悪さのため、予期せず発動してしまった。

家族(妻・娘・息子)は病院からの連絡もないところ、突然遺書を送りつけられて、さぞびっくりしただろう。そのメールが届いた直後に妻から電話で生存確認があった。泣いていた。ちょっと申し訳ないが、遺書メールの中身は本音を綴っていたので、滅多に手紙なんか書かないから、改めて気持ちが通じた気もする。