Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘う労働者の記録

白内障手術の続き

片目を手術した2週間後に、反対側の目の手術を受ける。

 

こっちの目も焦点拡張のレンズを入れる予定で、同じように手術を開始する。前回よりも痛みは少なく順調に進んでいるように感じられた。

水晶体の吸い出しが終わって、いよいよレンズの挿入となった時、医師の動きが前回と変わったのがわかった。前回使わなかった器具を使い始めた。

医師から、レンズを固定する組織が壊れているため、焦点拡張のレンズを入れることができないと告げられた。単焦点のレンズは問題なく入れられるという。どの距離に焦点を合わせるかを、その場で決めなければならなくなった。

うーん、考えてなかったよ。急に言われてもねぇ・・・えい、仕事上、コンピュータのディスプレイが見えることが重要と考えて、中距離に合わせてもらうことを、数十秒の間に決めた。

その後の手術は特に問題なく完了。最初の目と同じように絆創膏を貼られた。術後の診察で、今後眼圧が上がる可能性があるので、眼圧を下げる目薬を処方された。一日1回点眼する。これで合計4種類の目薬を刺す事になる。

なぜ眼圧が上がるのか、よくわかっていない。

前回同様、翌日に絆創膏を撮ってもらう。視力検査を受けたところ、両眼ともよく見えているようだ。

 

単焦点のレンズだと、ある距離にしか焦点が合わないので、遠くや近くを見る時にメガネが必要になる。その代わり、明るくてコントラストが十分あり、ハロー・グレアが少ないので、夜でもよく見える。実際、焦点拡張レンズを入れた目よりも、短焦点レンズを入れた目の方が明るく、とてもクリアに見える。逆に、焦点拡張レンズを入れた方は、少し色の鮮明さが足りないように感じられた。しかし、これは手術直後の感じ方だった。

2週間ほど経つと、左右の明るさやクリアさに明らかな違いは無くなった。慣れの問題だったのかもしれない。昼間は両眼ともよく見える。コンピュータを使う限り、何の問題もない。白血病のせいかもしれないが、涙が足りず目が乾くので、見えにくくなることがある。処方された目薬を数時間ごとに刺すと安定する。

夜間は電灯の灯が直接目に入るので、片目が単焦点になったおかげでハロー・グレアの程度はかなり抑えられてはいるが、昼間に比べると見難いと言わざるを得ない。