Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

心臓検査

救急でかかった翌日の朝にもう一度だけ胸が苦しい状況が発生した。その後は毎日全く同じ様に生活しているのだが、胸の苦しさが発生することはなくなってしまった。休薬してしばらくして改善したということは、アイクルシグ(ポナチニブ)が原因であった可能性が高い。

ホルター心電図検査

検査の予約がある金曜日の朝、病院にタクシーで向かい、検査の受付をすます。予約通りの時間に行ったので、ほとんど待たずに名前を呼ばれる。この検査は、病院で5cm角の心電計を装着して帰宅。その後24時間通常の生活をする間中、心電図を計測するというもの。心電図なので、胸に数ヶ所電極を貼り付けテープで止める。その電極と電線でつながっている心電計は軽いが、体を激しく動かすとずれてしまうので、胸にマジックテープに貼り付け、さらに胸を一周する紐と結び付けてブラジャーの様に固定する。これを付けている間は入浴はできないし、激しい運動はしてはいけないそうだ。

装着は15分ほどで完了。そのまま仕事へ向かい、夕方までオフィスでいつもの様に仕事。今日は、夕方から勤務先のトップエグゼクティブたちとボーリング大会が企画されていた。これは禁止されているスポーツの様な気もしたが、ボーリングなんて激しく無いし、他部門のエグゼクティブたちと親睦できる機会は貴重なので、参加することにする。

会場では、まず立食でお酒を含めて軽く飲み食い。30分程度歓談し、その後ボーリング場へ向かう。貸し切りだった。思い起こすと、娘が小学校の頃に行った様な気がするので、15年ぶりくらいだと思われる。出だしは好調で、スペアやウトライクも取れた。しかし、1ゲームの途中から軸足(左足)の踏んばりが効かなくなり、ガーターを連発。レーンごとの対抗戦なので、気まずい思いをした。ボーリングなんて軽いと思っていたが、2017年は丸一年ほぼ寝たきりだった為、本当に筋肉が失われているのだ。

たった2ゲームだったが、脈拍は結構上がり、汗もかいた。こんな日がホルター検査で良かったのだろうか?

翌日の朝はゆっくり起きて、自分で心電計を外す。すでに電源は切れていた。肝心の寝起きの状態での心電が撮れていないがしょうがない。事前に指示された通り、病院に心電計を返却する。

薬剤負荷シンチレーション検査

ありがたいことに、検査は土曜日に行われたので、仕事に影響がなかった。

この検査は、心電図を取りながら、点滴の経路から薬剤を静脈に注射する。この薬剤が運動をしたのと同じ様な効果を出すらしく、薬剤注射中から3分間ほど心拍数が上昇する。その後暫くして、CTを撮影すると心筋の状況などが分かるらしい。シンチレーションというからには、注入する薬剤には放射能のある物質が含まれているはず。この為、被曝に同意する同意書にサインした。

検査はすんなり終わった。検査結果がいつ出るのか確認して、帰宅する。