Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

入院100日.地固め療法C1

この2週間,いろいろなことがあった.リアルタイムで書くことは不可能だった.

入院100日目の2017年3月21日

地固め療法C1という3サイクル目の治療が入院100日目の2017年3月21日にはじまった.この治療は,中枢神経に白血病が行かないようにする治療で,以下の薬剤を使用する.

  • カイトリル・ソルメドロール: 吐き気どめ
  • メソトレキセート: 抗がん剤
  • キロサイド: 抗がん剤
  • ソルメドロール: ステロイド
  • ロイコボリン: メソトレキセートの副作用予防薬
  • メソトレキセート・デカドロンの脊髄腔内注射
  • スプリセル: 抗がん剤
  • オルガドロン: キロサイドの副作用予防目薬

 副作用としては

  • 食欲不振・吐き気
  • シタラビン症候群(皮膚のかゆみ,目の充血・かゆみ・痛みなど)
  • 発熱
  • 下痢
  • 浮腫み・呼吸苦・皮疹
  • 口内炎
  • 骨髄抑制による血球減少
  • 肝機能低下
  • 腎機能低下

などが考えられる.

前回の地固め療法もそうだったが,サイクルのはじめにドッと抗がん剤を投与して,しばらく我慢するというスタイルだ.