Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

入院までの経緯

2016年12月12日 入院までの経緯

いつからだったか正確には思い出せないのだが,それまで少なくとも4週間連続で風邪を引いていた.最初は咳の風邪だった気がする.医院に行き抗生剤をもらってなんとなく治す.次の週はまた別の種類の風邪だ.別の抗生剤をもらって治すが完治しない.これはさすがにチョットおかしいなと思い始めていた.毎日夜になると熱が出るが,朝になるとすっかり下がっていて,仕事はできてしまう.そういう日がずっと続いた.

12月12日月曜日,朝10時前だったか.朝のミーティング準備をしていた私の携帯に,行きつけの医院の女医さんから「今すぐに来てください」と電話.前週金曜日に血液検査をしていたのだった.「予定が入っていますが,お昼休みに行きます.12:30頃になります」と答えた.昼休みもびっしり予定が入っていたのだが,大事なミーティングを中座して,空腹のまま医院へ.

診察室に入るなり,女医「非常によくない結果です.」ほうほう,どんな結果なのかな?血液検査結果の説明をしてくれた.「白血病です.大きな病院を紹介しますので,御茶ノ水の医科歯科大はどうですか?」私は「家の近くの慈恵医大が便利でいいですが…」女医さんは慈恵医大に電話してくれて,受け入れ可能であることを確認し,紹介状を書いてくれた.「これからはすべての予定に優先して,病院に行ってください.」

私は地下鉄で慈恵医大に向かった.途中でココイチのカレーを食べた.

慈恵医大に14:00ちょっと前に到着.血液内科の外来を受診.白血病の治療の概要説明を受けた.標準で4ヶ月くらいは続くらしい.それは大変だ.

今時は重病でも在宅治療なのだと思っていたが,即日,無菌病棟に入院となった.