Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

心臓検査のつづき

これまで行った心臓検査ホルター心電図、薬剤負荷シンチレーション検査)の結果を聞きに病院を受診。その日も血液検査と心電図をとられた。血液検査の結果が出る1時間弱の時間待った上で医師の診察を受ける。

結論から言うと、「分からない」。つまり、明らかな異常は見つからないだった。一番嫌なパターンだ。しかし、あえて言うとシンチレーション検査で心臓の背面にわずかに所見があるらしい。偽陽性っぽいとも言っていた。

次のステップとして、造影剤を使ったCTがある。しかし、これは腎臓の機能が低いと使えない。私は白血病治療の過程で抗がん剤を使ったある日から、腎臓の機能がかなり低下している。しかし細かく見るとギリギリ基準値よりもよいらしい。白血病の主治医とも電話で相談した上で、像影CTの検査を、即日この場で受けることにした。ただし、急なオーダーだったので、検査の列に2時間並ぶことになった。

スマホの電磁が切れかかった2時間後、ようやく名前を呼んでもらえた。検査技に着替えて、普通のCT室に入り、CTの撮影を開始。途中で腕に点滴の針を刺される。そのさきはロボットが持つ2本のシリンジ(注射器のシリンダー)につながっている。CTを取りながら、ロボットがシリンジを押して薬液を自動で静脈注射する。

薬液が注射されると、体が暑くなる。特にてのひらや足の付け根が暑く感じられた。でもそれはほんのわずかな時間だった。

あっという間にCT撮影は終了。結果は2週間後。検査結果を聞くための診察の予約をして帰宅した。