Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘う労働者の記録

心臓に問題?

2019年9月半ば

最初の3連休の頃。朝起きて(ゆっくり立ち上がる。低血圧のため立ち眩みが起こりやすいので)、トイレに行ったり、顔を洗ったりして、部屋の中を歩き回っていると、急に胸が苦しく感じられた。

ひどく痛むというわけでもないが、なんだか胸が押されるような感じがする。背中を丸めて小さくなっていたいような感じになり、ベッドに戻って横になる。5分〜10分すると収まってくれた。

日中は全く、そのような気配もない。地下鉄の階段を登れば脈拍は結構上がるものの、苦しいということはない。一日仕事をして、夜帰宅して寝る。

その後も毎日ではないが時々同じようなことがあり、ちょっと心配になってきた。次回の通院の際に、主治医に相談して見ることにする。 

2019年9月下旬

 だいたい2週間に一度のペースで通院している。この日の通院ではいつもの様に血液検査、尿検査、ベナンバックス吸入を行った。検査結果が出るのをまって、診察を受ける。

検査結果は過去最高と言って良いほど、良好であった。腎機能も悪化していないし、血球の数も良い。主治医は「とても良好ですね」と言おうとしていたそうだが、その前に胸の違和感について相談をした。するとアイクルシグ(ポナチニブ)は循環器系に問題を起こす可能性が報告されていて、心臓に問題がある可能性があるときは、処方できなくなるらしい。

まずは、アイクルシグを休薬して様子を見ることで、薬の副作用で胸の違和感が起きているのかどうかを確認することとなった。心電図や心エコーの検査も受けたが、何も問題はなかった。症状が出ている時でないと、検査しても異常は発見できない様だ。医師からは次回発作?が起こった時には、すぐに循環器の診療科がある病院に救急でもいいのでかかる様にと指示を受けた。

その翌日

休薬を始めた当日。土曜日だった。家族は朝からスポーツ観戦に出かけていたので、朝遅めに起床。いつもの様にトイレに行ったり、顔を洗ったりしていると、胸の違和感が始まった。土曜日のお昼近かったのだったが、最寄りの病院が土曜日でも診療していることに気がついた。まずは保険証とお薬手帳と昨日の血液検査の結果を持って、最寄りの病院に歩いて行った。

歩く距離はほんの100m程度だったが、胸の苦しみが続いて早く歩けない。外来受付で症状を訴えたところ、その病院では土曜日は循環器科は休診で診察・治療ができないとのこと。救急車を呼ぶべきかなとも思ったが、受付の方が親切に近隣の病院で受け入れ可能なところを探してくれた。そこで紹介してもらった病院はタクシーで5分ほどなので、自ら歩いて外に出てタクシーを拾ってその病院の救急外来へ向かう。

タクシーの中でも、胸の違和感は継続。救急外来に到着し、状況を説明。保険証を提示。そうこうしているうちに、10分ほど経過し、胸の違和感は徐々に解消してしまった。救急救命室の様なところへ車椅子で運んでもらい、医師の診察を受けることになった。

ベットに寝かされる頃には、すっかり胸の違和感は無くなっていた。救急の部屋なので、カーテン越しではあるが、いろんな声が聞こえる。泣いている子供や、救急車で運ばれた老人と思われる声などが聞こえ、何だか場違いなところに来てしまったと感じた。

心電図や酸素飽和度を図るモニターをつけられ、点滴ルートの確保、医師の質問に答えたり、白血病の話をした。血液検査、胸部単純CTを撮った。発作が収まってしばらく時間が経った後にも再度血液検査を行った。電話で妻を呼び出し、スポーツ観戦を中断して病院に急行してもらううことになった。

病院に数時間いたが、結局何もわからなかった。医師からこのまま入院して集中して検査するという選択肢も出されたが、やはり通院で検査していく方法を選択することにした。次の検査の予約を行なった。

そういえば、私の兄は30年ほど前に(恐らく)心臓の問題で突然死しているんだった。私自身は学生時代は水泳選手で、心肺機能には自信があったのだが。どうなっているのだろう。