Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

祝!生着

移植後1週目(5/26-6/1)

移植のせいではなく,移植の前処理(放射線照射と抗がん剤)の影響で,どこがどう悪いのかわからないけれど,何しろ気分が悪い.症状としては吐き気と下痢.ひたすら寝てやり過ごすしかない.

これをもう一度経験したくはない.万一生着しなかった時はもう一度移植をするらしいが,その際ももう一度前処理をするらしい.もう勘弁してほしい.

移植後2週目(6/2-6/8)

下痢は相変わらずだが,吐き気は徐々に収まり,2日に一度嘔吐発作に襲われるくらいになった.これによって不快さはだいぶ減ったが,どことなく気分が悪いのは続いている.

ひたすら時間が過ぎるのを待つ.

移植後3週目(6/9-6/15)

徐々に発熱が始まった.生着熱というらしい.寒気がして布団に潜り熱が上がり,熱くなって布団から出て熱を冷ます,ということの繰り返し.最高で37.7℃.解熱剤(カロナール)はちっとも効かない.

皮膚に発疹が現れ始める.皮膚が乾燥するのが悪いらしく,保湿剤を多用するよう進められるが,普段使ったことがないのでベタつく感じがしてなかなか使えない.

3週目の終わりには突然,発熱も発疹も治った.

2017年6月17日土曜日

移植から3週間が経過.週末だったため普段と検査機器が異なるが,白血球数が1500を超えたため(基準は好中球が500/uL以上だが,白血球の半分が好中球で優に基準を超えているため)生着と判断された.