Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

移植準備

運動失調から回復してから2週間ほどはクレアチニンの数値が下がらず,治療が再開できなかったが,2017年4月17日には改善してきたので,スプリセル(ダサチニブ)の服用を再開することができた.

この間,白血病細胞が勢いを取り戻してしまっていないか心配ではあったが,副作用が出ていた間に実施した,骨髄穿刺・腰椎穿刺の結果を見ると,これまでの治療の効果はまずまずのようである.旧来の予定通り,次のフェーズで造血幹細胞移植を実施する方針となった.

この後,ゴールデンウィークを挟むため,その前に検査等を済ませ,ゴールデンウィーク明けから移植に向けた前処理を行い,2017年5月18日(木曜日)に移植を行う.

移植の1週間前には放射線照射を2日間と抗がん剤(エンドキサン)投与を2日間受ける.放射線を受けると自分の骨髄が破壊されるので,後戻りはできない.