血小板数の低下
2017年1月30日(月曜日) 入院通算50日目
一時帰宅から帰った翌日 2017年1月30日に血液検査してみたところ,肝臓に関する値(AST, ALT, ALP, LDH)は落ち着いた一方で,血小板数がかなり下がっている.これまでの数値を時系列で見てみると,
日付 | 1/20 | 1/23 | 1/24 | 1/25 | 1/26 | 1/27 | 1/30 | 1/31 | 2/2 |
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血小板数[104/μL] | 15.7 | 19.5 | 22.4 | 20.3 | 17.0 | 19.2 | 9.6 | 9.0 | 6.5 |
このように一時は20万以上に回復ししていたのだが,外出した1/28-29を挟んで,10万以下に急落している.次の抗がん剤治療を浸かった地固め療法を始めるにあたり,血小板の数は最低10万個必要らしい.
前回の発熱同様,薬の副作用を疑う.
ちょうど外出の準備として直前に抗生剤クラビット錠を服薬した.また,半月ほど前にもクラビットを飲んでいて,その際にも血小板数が下がったことがあった.このことから,この抗生剤の副作用を疑い,1/31 以降服薬を中止し様子を見る.
結果はハズレで,2/2 にはさらに 6.5万にまで下がる.
血小板が減少する要因には様々なものが考えられるが,一番怖いのは白血病が勢いを盛り返していて,骨髄による正常な血液生産ができない状況になっていることである.このため,骨髄穿刺して骨髄液を改めて検査する.
結果は,幸運なことにこれもハズレで,白血病が悪くなっている様子はない.現時点で,血小板数が減少している原因はつかめていない.