Ph+ALL日記

フィラデルフィア染色体陽性白血病と闘うIT労働者の記録

発熱の原因

ここのところ散発していた発熱の原因が判明した。

発熱・発疹の原因はバクタ配合錠と言う、感染症予防の薬。2016年12月17日(入院6日目)から毎日就寝前に服用して来た。一ヶ月以上の間続けて来た薬で今更?と思うが、ほぼ間違い無い。

1/17の最初のひどい発熱・発疹の後も度々熱が出ていたのだが,1/21は就寝前に服薬するはずだった感染症予防薬のバクタ配合錠とジフルカンカプセルを,飲み忘れて寝てしまった.なぜかその翌日1/22の日中はとても調子が良かった。

その(1/22)の晩の就寝前は,前日飲み忘れたことを反省しつつ,バクタ配合錠とジフルカンカプセルを服薬して就寝.すると間もなく深夜1時頃、全身の痒みで目が覚めた。我慢出来ない痒みではないが、一応看護師をコールして知らせ,痒み止めの点滴を受ける。

暫く眠っていると,おそらく深夜3時か4時頃,今度は激しい寒気に襲われて目覚める。間違いなく高熱が出ているのだが、あまりに寒くて布団から出られない。辛うじて看護師をコールして電気毛布と布団を追加して貰う.熱を測ったところ38.8℃.解熱剤のカロナールを服薬したが全く効かず,明け方まで震えながら唸っていた.

飲み忘れた時の快調さと,飲んだ直後の苦痛とのコントラストから,私自身の感覚では疑いの余地はない.バクタ配合錠かジフルカンカプセルのどちらかが原因である.

翌日,担当医にこの話をしたところ,確かに状況証拠として,特にこれまで断続的にあった発熱が,前日飲み忘れた後に収まったことから,バクタ配合錠が最も疑わしい.それでも確定ではない.ITシステムなら再現テストを行うところだが,人体実験をしている場合ではないので,即時バクタ配合錠の服薬を中止して,他の原因も考慮しつつ様子を見ることになった.

この日は点滴に抗生剤の他に,発熱を抑えるためにステロイド剤を追加した.発熱で朦朧としていたために,具体的な薬剤名は記録していない.

その後,今日1/26まで発熱もなく,1/17にでた発疹も綺麗に消えた.原因はバクタであったと言って良いだろう.